個人再生のメリットとデメリットを比較【借金減額幅】

個人再生のメリットとデメリットを比較【借金減額幅】

個人再生の4つのメリット

個人再生のメリット・デメリット

 

個人再生は任意整理と自己破産と並んで、債務整理の中でも良く行われている方法で、個人的には一番債務整理の中でバランスの良い方法だと思っています。

 

個人再生は任意整理と自己破産の中間のような感じの位置づけになっている債務整理方法なので、任意整理のメリットと自己破産のメリットが入り混じっているような債務整理方法です。

 

では具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

個人再生のメリット一覧

 

住宅や車を手放すことなく債務整理できる!

 

個人再生を行っても家や自動車などの高額な資産を手放すことなく債務整理することができます。

 

持ち家がある場合に、債務整理をすることによって家を手放さなくてはならなのではと不安になる人もいると思いますが、そういった場合には個人再生を検討するといいのではないでしょうか。

 

借金の減額率が高い

 

個人再生を行うと借金が原則5分の1に減額されるのでかなり借金の返済が楽になります。

 

自己破産を除くとおそらく一番借金の減額率が高いので、借金が多くて困っているけど、生活のために自宅や車が手放せないという人には最適な債務整理方法だと思います。

 

借金の金額 最低弁済期準額
100万円未満の場合 債務総額のすべて
100万円以上500万円以下 100万円
500万円以上1500万円以下 債務総額の5分の1
1500万円以上3000万円以下 300万円
3000万円以上5000万円以下 借金額の10分の1

上記のような目安で借金が減額されます。

 

これを見てもかなり借金の減額率が高いことが分かるのではないでしょうか。

 

また高額な借金額にも対応していることがわかるので、幅広い人が借金の負担軽減の対象になると思います。

 

借金した原因や理由に関係なく行える

 

どのような借金の原因や理由であっても適用される債務整理方法で、パチンコや競馬などのギャンブルはもちろんですが、ブランド品購入などによる浪費による借金も債務整理することが可能です。

 

借金の理由や原因が問われない債務整理方法としては一番強力で減額率が高い債務整理方法だと思っていいです。

 

差し押さえや競売を中止できる可能性がある

 

個人再生の申立を行った場合には、金融業者などはすでに差し押さえた資産などについて強制執行などができなくなります

 

個人再生を行う場合には基本的には弁護士が行うことが多く、裁判所を通して手続きを行うので、資産や給料などの差し押さえが懸念される場合には早めに個人再生を検討するといいと思います。

個人再生の5つのデメリット

個人再生のデメリット画像

 

個人再生は上記のように色々なメリットがありますが、逆にデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

 

個人再生は優秀な債務整理方法ですが、下記のようにいくつかのデメリットもあるので、利用を検討する前に知っておきましょう。

 

個人再生のデメリット一覧

 

無収入だと個人再生を利用できない

 

個人再生は借金の減額が可能な債務整理方法ですが、借金は残るので個人再生後も残った借金を返済していく必要があります。

 

そのため個人再生をして借金を減額したとしても、残った借金が返済できないと意味がないので、無収入の場合では個人再生を利用することはできないです。

 

5000万円以上の借金があると利用できない

 

個人再生は上記の表でも示していますが、5000万円以上の借金のには対応してないので、それ以上に借金があるような場合だと個人再生は利用することができないです。

 

ちなみに住宅ローンを除く5000万円以下なら利用でき、多くの人は利用できると思うので、そこまで大きなデメリットではないと思います。

 

もし、5000万円以上の借金があるような個人再生ではなく自己破産を検討した方がいいと思います。

 

信用情報がブラックリストに掲載される

 

個人再生に限ったことではなく、任意整理や自己破産を行った場合を含めて債務整理を行うと、金融業者などのデータベースである信用情報のリストにブラックリストとして掲載されています。

 

これによって5年から7年間くらいは新たにクレジットカードが作れなかったり、ローンが組めなくなったりするデメリットが発生します。

 

まあ、これは個人再生に限ったデメリットはなく、債務整理全般に該当するデメリットなのでしかたないですね。

 

 

官報に載る

 

個人再生を行うと国が発行する官報という新聞に氏名や住所が掲載されます。

 

これによって知人や会社の人に個人再生したことが知られるのではないかと思う人もいますが、多くの人は官報を見てないので心配しなくも大丈夫です。

 

官報によって個人再生したと指摘されることはほぼ無いと思って言いと思います。

 

個人再生は手続きが複雑

 

個人再生は裁判所を通して行う債務整理方法なので、手続きが非常に複雑で個人が行うのはほぼ不可能だと思った方がいいと思います。

 

そのため個人再生を行う場合には弁護士事務所に依頼するのがベストだと思います。

 

もし個人でやる場合には、よほど法律や債務などに詳しい人でないと途中で挫折すると思うので、手間を考えると素直に弁護士に依頼するといいです。

個人再生するなら弁護士・司法書士の無料相談から!

個人再生は弁護士事務所に依頼画像

 

個人再生を行う場合には、手続きの複雑さや裁判所などの手続きなどがあるので弁護士に依頼するのが通常です。

 

また個人再生には給与所得者等再生や小規模個人再生などの種類があり、どの方法があなたに最適な方法なのかを借金の状況から判断してもらうためにも弁護士に依頼するのが最適です。

 

さらに自分では個人再生が最適な債務整理方法だと思っていたとしても、債務整理の専門家の弁護士に借金状況を見てもらったら、別の債務整理方法の方が合っているという場合もあるので、とりあえずは相談してみるといいです。

 

個人再生を含めて債務整理については専門的な知識が必要になってくるので、素人ではなかなか良くわからない部分も多いです。

 

そのため借金に悩んでいる場合には、一度債務整理専門の弁護士に借金についての悩みを無料相談を利用して話してみてはどうでしょうか。

 

下記で私がオススメする全国対応の債務整理の弁護士事務所をいくつか載せているので、無料相談をしてはどうでしょうか。

 

メールなどで気軽に無料相談することができるので悩んでいることがあったら聞いてみるといいです。

 

手元にお金が無くても債務整理は可能です!
債務整理は手元にお金がなくても手続き可能なので借金返済で悩んでいる場合には、まずは弁護士・司法書士の無料相談を利用するといいです。下記から都道府県別に借金問題の相談を無料で行っている法律事務所をまとめているので参考にしてください。。

債務整理が得意な弁護士・司法書士を探す!
都道府県別債務整理や借金相談にオススメな弁護士事務所を厳選!

北海道・東北地方 北海道青森県宮城県福島県
関東地方 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県山梨県
中部地方 長野県新潟県石川県静岡県愛知県岐阜県三重県
近畿地方 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県
中国・四国地方 岡山県広島県山口県愛媛県香川県
九州・沖縄地方 福岡県長崎県宮崎県大分県熊本県鹿児島県沖縄県
債務整理方法から選ぶ
過払い金
任意整理
個人再生
自己破産

弁護士・司法書士の特徴から選ぶ

債務整理費用料金安いボタン
債務整理分割払い後払い
債務整理電話相談無料
債務整理土日深夜無料相談

債務整理する理由や状況から選ぶ

カードローン・キャッシング
クレジットカード
無職・無収入
母子家庭
ギャンブル
株式投資・FX
サラ金
闇金
奨学金
養育費・慰謝料
自動車ローン
家賃滞納
転職・就職
教育ローン
不動産投資
病気・ケガ
医療ローン
公共料金
損害賠償金
税金滞納
ゲーム課金
個人間借金

借金の借入先から選ぶ

アイフル
プロミス
レイクアルサ
アコム
SMBCモビット
ジェイスコア